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Manipulable
Past Exhibition

Felipe Pantone

Manipulable

3 Jul–17 Aug 2022

この度Gallery COMMONでは、スペインを拠点に活動するアーティスト、フェリペ・パントンによる個展「Manipulable」を2022年6月3日(金)から7月17日(日)まで開催いたします。インタラクティブなインスタレーション空間に新作の大型可動作品9点が展示される本展は、彼にとって2014年以来、日本では初の大規模な個展となります。

パントンは12歳の時にグラフィティシーンにてアーティストのキャリアをスタート。その後スペインのバレンシア大学でファインアートの学位を取得しました。そんな幼少期からのストリートでの経験、学術的知識の組み合わせから成る彼の思想は、制作テーマでもあるデジタル時代における視覚情報の消費プロセスを考察、表現する上で、極めて重要なものになります。

また、ヴィクトル・ヴァザルリやカルロス・クルス=ディエスのような運動芸術家からインスピレーションを受けているパントンの作品は、ダイナミズム、変革とデジタルレボリューションを軸にしており、本展は、これらの哲学を直接実践した作品発表の場でもあります。本展のタイトルとなる「Manipulable」は、ラテン語のmanus(手)を語源とし、「手を使って動かしたり操作したりできるもの、または管理、制御、成形できるもの」を指します。そして展示作品は、それに伴いすべて鑑賞者が触れ、アレンジできるよう制作されています。

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