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在在 (Zaizai)
25 Jan–23 Feb 20251996年東京生まれ。ネオンライトの探求を中心に活動する福井は素材、形、要素に対する私たちの理解に挑戦し、私たちがどのように世界を認識し、関係しているかについて問いを投げかけている。
2017年に国内有数の工場島田ネオンにて職人としての修行を開始、やがてニューヨークへ渡米、20世紀を代表する芸術家ナム・ジュン・パイクの作品も手掛けた著名なネオン職人、デイビッド・アブロンに師事。 帰国後、ネオンサインスタジオ「 後光」を設立し、2024年にアーティストランスペース「後光スタジオ」を設立。
近年の主な展覧会に、CON_とDomicile Tokyoで同時開催した個展「素朴光」(2022)、Gallery Commonでの個展「Afterimage」(2022)、「In Person」(2020)などがある。
ネオンは文化的に看板と結び付けられることが多い媒体である福井の作品では、それ自体が最終形態として扱われる。仏教寺院の家系に生まれた福井は、幼少期のロウソクを灯して祈りを捧げた時やお寺の本堂で金色に輝く仏陀が「光の原体験」を京成し、彼は自然と光の要素に引かれ、空間を創り出す道筋を見出した。2017年に国内有数の工場島田ネオンにて職人としての修行を開始、やがてニューヨークへ渡米、20世紀を代表する芸術家ナム・ジュン・パイクの作品も手掛けた著名なネオン職人、テイビット・アブロンに師事。 アーティストでありながらも職人でもある福井は、ネオンを動かす物理的なハードウェア(ガラス、電気、アルゴンガス など)との密接な関係を出発点に、「ネオンの光を自由にする」ことで新しい意味を生み出す試みを柔軟に展開する。