common

Artist

Ryota Watanabe

1998年埼玉県生まれ、東京都在住。

2023年東京藝術大学大学院美術研究科卒業。渡邊は、筆で純粋に描く行為と、自身で作成したカッターナイフ等を用いた道具で絵の具を載せて削るという破壊行為を一つの画面で行い、画面にそれらの痕跡を残しながら、作品を制作している。絵画が絵画たりうる根源を追い求めると同時に、時代の鏡面としてのポートレートや風景を描いている。筆跡の生々しさ、濃厚さを漂わせるルシアン・フロイドや要素を削ぎ落とし本質に迫ったアルベルト・ジャコメッティなどの実存主義を踏襲した渡邊の絵画技法は、現代のアプローチへと転換し、キュビズムに通ずる絵画史の更新へ挑戦している。主な展覧会に「Reflection (Times)」SOM GALLERY(東京、2024)、「Horizon」ロイドワークスギャラリー(東京、2021)、グループ展「「DRAW LINES & SHAPES IN MY MAPS」 T&Y GALLERY(ロサンゼルス、2024)などがある。

exhibitions

Eudaemonia

Eudaemonia

24 Aug–22 Sep 2024