common

Artist

Hiroto Ikeuchi

1990年東京生まれの池内啓人の作品は、自分の幼少期の想像力を形作ったスター・ウォーズ、ゾイド、ガンダムといった国内外のポップカルチャーからインスピレーションをもらっている。既製品のプラモデルや工業製品のパーツを組み合わせ、装着可能な作品や彫刻作品、インスタレーションを制作。

池内の持つサイバーパンクの美学は、日本アニメの独特なサブカルチャーから影響を受け、近未来へのノスタルジックなイメージを想起させるが、レトロフューチャリズムの未来志向的な考えは、池内の作品では警戒心と不安感を帯びている。顔を隠し、殻のように身体を包むようにデザインされたマスクや全身のガジェットは、外敵からの防御と保護のメタファーとして機能している。池内の作品は、監視と操作の概念を人との関係、およびマクロな視点の両方から探求している。この実践は、日本の同世代の不安を反映し、テクノロジーが権力と支配力を行使するための道具となったことを浮き彫りにしている。それは、時には暴力的な仕方で、時には勇気づける仕方で私たちに訴えかける。 近年は、国内外で積極的に展覧会を開催。Taipei Dangdai、Art Fair Tokyo、Supper Club Hong Kongなどのアートフェアに参加している。また、Kanye West、Arca、Yuki Chibaなど、現在も活躍しているミュージシャンや、Lamborghini, Balenciaga, shu uemura, Gentle Monster, and ACRONYMなどのブランドともコラボレーションを行っている。

Selected Artworks

fairs

[object Object]

Supper Club Hong Kong

25 Mar–30 Mar 2024
[object Object]

Art Fair Tokyo

8 Mar–10 Mar 2024
[object Object]

Taipei Dangdai

20 May–22 May 2022
[object Object]

Art Fair Tokyo

11 Mar–17 Mar 2022